建設業許可を取得したい個人事業主様・・・(その2)
建設業許可の基準
結構、慣れない方には難しい言葉ばかり出てきますのでわかりやすくご説明します。
その1では個人事業主様の経営経験を証明するポイントをお伝えいたしました。
その2は5つの中の大きなふたつめです。
その2では・・・
専任技術者がいますか?
またまたわかりにくい「専門用語」でした。
これは建設業許可を取得しようと思っている業種(29業種あります)で腕に自信がある業種がありますか?ってことです。
腕に自信あるよ!!と言っても証明できませんよね。
それを証明するものがありますか?ってことです。
国家資格を持っていますか?
建設業法で規定している国家資格があるのをご存知ですか?
一級・二級〇〇施工管理技士と呼ばれる資格です。
一級・二級建築施工管理技士とか一級・二級土木施工管理技士です。
この資格取得すれば「実務経験」などは不要です。
例えば、二級建築施工管理技士でも「仕上げ」を取得すれば建築系12業種も取得できます。
二級建築施工管理技士(建築)と(躯体)、(仕上げ)を取得すれば建築系はすべて許可取得が可能です。
職業能力開発促進法に規定する技能検定試験です。
とび1級とか左官2級とかの技能検定です。
この場合、1級は実務経験は不要ですが2級は合格後3年間の実務経験が必要になります。
実務経験で証明
国家資格や技能検定を取得していない方は、実務経験で証明します。
この場合、すぐにご相談ください。
・10年間を証明。
10年間の請求書等(1年に1枚以上)で証明できます。
・3年間を証明
3年間は資格取得後3年もありますが大学で指定学科を卒業していると卒業から3年間の実務経験を証明します。
・5年間を証明
高校の指定学科を卒業後、5年間の実務経験を証明します。
特に個人事業主様は事業主さんが経営業務管理責任者と専任技術者を兼務されている方がほとんどです。