人材開発支援助成金(職業能力検定制度導入コース)
人材開発支援助成金
どういう内容?
労働者の職業生活設計の全期間を通じて段階的かつ体系的な職業能力開発を促進するため、雇用する労働者に対して職務に関連した専門的な知識及び技能の習得をさせるための職業訓練等を計画に沿って実施した場合や、人材開発制度を導入し労働者に対して適用した事業主に対して助成されるものです。
次の4つのコースに分けられます。
(1)特定訓練コース
(2)一般訓練コース
(3)キャリア形成支援制度導入コース
(4)職業能力検定制度導入コース
今回は、このうち(4)職業能力検定制度導入コースについてのご案内です。
どのような場合に?
職業能力検定制度導入コースは、技能検定合格報奨制度、社内検定制度、業界検定制度を実施した場合に助成金が支給されます。
この中で、技能検定合格報奨制度は、労働者に技能検定を計画的に受検させ、合格者に報奨金を支給する制度です。
技能検定とは?
技能検定は、働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、国として証明する国家検定制度です。職業能力開発促進法に基づいて実施されています。
例えば、建設関係では次のような検定があります。
・造園
・建築板金
・石材施工
・かわらぶき
・左官
・タイル張り
・型枠施工
・防水施工
・サッシ施工
・塗装
などなど。
いくら助成される?
〈 〉内は生産性要件を満たした場合の支給額です。
職業能力検定制度導入コース
制度導入助成 47.5万円 〈60万円〉
業界検定制度は軽費助成2/3