本件は、元々建設業許可を取得されていたのですが、
５年前に更新せずに「失期」されている案件です。
その後、病気を患い、個人事業自体「廃業」されていたそうです。
今回、病からご快復され、またもとの仕事に復帰されているようです。
前回と同様、鉄筋工事業の新規申請となりました。
許可の基準として
１．経営経験
２．技術者
３．財産的基礎
４．誠実性
５．欠格要件
以上を満たしているかを当事務所では正式受任の前に要件審査をいたします。
電話でのお問い合わせのときに上記の１～３まで事前にヒアリングにて簡単な「要件審査」を行います。
初めての商談前に「揃えていただきたい書類一覧表」をメールかＦＡＸでご送付いたします。
この「揃えていただきたい書類一覧表」で事前に揃えていただけると書類作成などが
非常に早くなります。

１．経営経験
本件は約１０年前に建設業許可を取得されていて、その際の許可通知書もあるため、その中から任意の証明書を添付して経営経験を証明します。
２．技術者
１０年間の実務経験で証明できます。
３．財産的基礎
５００万円以上の金融機関での残高証明書を添付します。
４．誠実性
５．欠格要件
特に問題はございませんでした。
ただ、直近の確定申告をしていなく、平成２９年１月１日から再度開業したため、
県税事務所への開業届（写し）での証明が必要です。
また財務諸表作成時にはちょっとした工夫が必要になります。