本件は型枠大工工事業をメインにしている個人事業主様からの建設業許可新規申請のご依頼です。
一次下請け企業より「建設業許可」を取得していないとこれから仕事を回せないと言われたことにショックを覚えたそうです。その一次下請け企業様との連携も強く、無理な工事なども引き受けてきて信用が絶大と思っていたんですがここ２～３年ほど前から建設業許可取得の催促があったそうです。
このところ、許可取得の催促も強くなり、とうとう建設業許可取得に踏み切ったそうです。

許可の基準として
１．経営経験
２．技術者
３．財産的基礎
４．誠実性
５．欠格要件
以上を満たしているかを当事務所では正式受任の前に要件審査をいたします。
電話でのお問い合わせのときに上記の１～３まで事前にヒアリングにて簡単な「要件審査」を行います。
初めての商談前に「揃えていただきたい書類一覧表」をメールかＦＡＸでご送付いたします。
この「揃えていただきたい書類一覧表」で事前に揃えていただけると書類作成などが
非常に早くなります。

１．経営経験
個人事業主時代での経営経験が５年以上ありました。
確定申告書と５年間（１年に１枚以上）の注文書や請求書での証明になります。
また個人事業主の予見を証明するために年金記録に提出も必要です。

２．技術者
職業能力開発促進法に基づく「型枠施工１級」を取得していました。
元々「型枠施工」はとび・土工工事業だけの技術要件でしたが平成２７年に大工工事業の技術要件にもなりました。
３．財産的基礎
お取引先の金融機関での５００万円以上の残高証明書も提出しなければいけません。

４．誠実性
５．欠格要件
特に問題がございませんでした。

福岡建設業許可サポートセンターは、
７人のサムライ（士業）スタッフが常駐しております。
公認会計士、税理士、不動産鑑定士、中小企業診断士、司法書士、社会保険労務士、
行政書士のプロフェッショナルな集団です。