本件は機械器具設置工事業での新規申請です。
今年に入り、この「機械器具設置工事業」での新規申請依頼がとても多いです。
本件は非破壊検査機械の据付工事です。
こういう機械はとても高額です。
気を付けていただきたいのは
請負契約にこの「機械」の代金も含めている契約です。

例えば、メーカーからこの機械を買取り、それをユーザー様に据え付ける場合です。
当然メーカーからこの機械を買取り、そしてユーザー様に機械を販売し据え付ける場合は
この機械代金もこの請負契約に入っている場合、５００万円を超えてしまいます。
そのような場合は建設業違反となりますから注意が必要です。
据付工事だけの請負工事契約であれば５００万円未満の工事であれば建設業法違反になりません。

今は製品だけの販売であれば、製品価格の競走になります。
工事を伴う請負契約が必要になるようです。

許可の基準として
１．経営経験
２．技術者
３．財産的基礎
４．誠実性
５．欠格要件

以上を満たしているかを当事務所では正式受任の前に要件審査をいたします。
電話でのお問い合わせのときに上記の１～３まで事前にヒアリングにて簡単な「要件審査」を行います。
初めての商談前に「揃えていただきたい書類一覧表」をメールかＦＡＸでご送付いたします。
この「揃えていただきたい書類一覧表」で事前に揃えていただけると書類作成などが
非常に早くなります。

１．経営経験
５年の経営経験があるため、この期間中の確定申告書・消費税確定申告書、請求書等で証明できます。

２．技術者
この機械器具設置工事業の専任技術者要件はとても厳しく、国家資格では技術士法に基づくものです。
本件は大学の成績証明書と卒業証明書で証明できました。
本件は事前に担当窓口でもある福岡県庁建築指導課の担当者にＦＡＸし事前判断を仰ぎました。

３．財産的基礎
資本金も１，０００万円以上で自己資本額も許可要件を満たしていたため残高証明書での証明は不要でした。

４．誠実性

５．欠格要件
特に問題がございませんでした。

福岡建設業許可サポートセンターは、
７人のサムライ（士業）スタッフが常駐しております。
公認会計士、税理士、不動産鑑定士、中小企業診断士、司法書士、社会保険労務士、
行政書士のプロフェッショナルな集団です。