外注費の取り扱い
外注費の取り扱いについて
建設業の会社で社員ではないが外注でお仕事をされている方も多いようです。
そんな「一人親方さん」についての消費税についてのお話しです。
一人親方さんの消費税処理について
社員さんに給料を支払う場合は消費税ってかかっていますか?
20万円の給料を出すからと言って消費税分の16,000円の消費税って支払われていますか?
当然、支払われていないですよね。つまり20万円支払えば20万円が経費になりますよね。
でも社員さんと同じく会社の制服を着て会社の車を乗って現場で一緒に働いている方を外注費として計上しています。
これは社会保険料負担の軽減で行っていることがほとんどなんですよね。
外注費として支払えば当然ですが消費税が発生します。
20万円支払えば外注費が185,185円、仮払消費税が14,815円です。
外注費取り扱いの条件
1.他社の仕事もしていること。専属ではないこと。
2.自己の判断と責任が発生します。
3.道具や材料は自分持ち
4.請求書を発行してもらいます。
5.当然ですが昇給もボーナスもありません。
6.報酬は職人側が計算して請求します。
税務署もここをチェックします。
充分な対策が必要です。